果物を購入してご家庭で召し上がることと、果物をギフトとして贈ること。旬の果物亭の運営会社である環山堂はこの2つに、とても大きな違いがあると考えています。
注文者であるお客さまに、値段と品質のバランスが取れたものをお届けするご家庭用とは異なり、ギフトは注文者が確認することができない商品をお届けするもの。
その年の生産状況も予測できない時期に、見た目と味の両方で必ず喜んでいただけるものを、傷つけることなくお届けするとお約束することです。
私たちはお客さまから信頼いただき、「贈る方の気持ちを果物に託し、心を届ける」。そう考えて同じ想いを持つ生産者とつながり、30年以上ものあいだ果物ギフトだけに注力してきました。
生産者からお預かりした果物をひとつひとつ丁寧に撰果し、大切に箱詰めすることを、日々誠実に続けています。
私たちは、全国各地でたっぷりの愛情で果物を育てている生産者の皆さまが、環山堂を利用してくださるお客さまのために選んだ商品を仕入れ、さらにそこからギフトとしてお届けできる品質を備えたものを撰果しています。
秀品、優品として入荷した商品の中から、さらにお届けまでに品質を保証できない1割をハネ品として選り分け、「環山堂のギフト」として発送。
果物のプロフェッショナルによる2段階の選別を経て、「真心」にふさわしいものだけをお届けしています。
果物の生産はリスクが高く、近年の異常気象や天候不良により、生産者は非常に苦しい状況を強いられています。またインターネットを通じて、消費者は生産者から直接安い商品を直接購入できる時代。生産者は高いモチベーションを持って、質の良い果物を生産することが難しくなっています。
ただ環山堂が一年を通じて度々足を運ぶ畑には、まとめて箱詰めするには惜しいほど、出来のよい果物があることも事実。正しい知識と信頼できる販売方法があれば、果物の価値を伝え、生産者は正しく報われるはずなのです。
環山堂では、真心をこめて果物を育ててきた生産者と長い時間をかけて信頼関係を築き、コミュニケーションを深めながらよい品を仕入れ、信頼してお求めくださるお客さまのもとへお届けしています。